有給休暇を取得し、未訪問の田園調布駅に行った事があった。
田園調布と言えば、超高級住宅地である。実際に下車をして散歩してみると閑静で敷地が大きな住宅街が形成されていた。
タイトルでは田園調布駅としたが、ここの住民はそれほど「駅」を意識しない。ここにサラリーマンは少なく(特に三丁目付近)、移動は車が中心。そのため駅までの距離は関係ない。これはメリットでもありデメリットでもある。
都心部に出るにはややアクセスが悪い、周辺に買い物施設・娯楽施設が少ない。一区画が大きいため売買価額が高くなり、なかなか購入者が現れない。だからと言って土地の分割も制限されてる条例がある。
港区麻布台の高級マンションを保有している社長と話しをする機会があった。田園調布も検討・訪問してみたが、町が活気がなく寂しいため購入の対象外になったとの事。
今は同じ値段ならば、田園調布の戸建てではなく、港区のマンションなのであろう。
都心回帰がますます進んでいる世の中ではあるが、コロナの影響で、また都心から人が郊外に流れるようになるのであろうか。